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ハートフルなお姉さん
2022年09月26日 07:34:00
舞妓さんがつかういわゆる「京ことば」は、どの都道府県からきた女性でも
方言をつかってしまわないよう、共通した言葉にするためと言われているそうです。
もちろん、目的はそれだけではなく、耳あたりの良い、優しいニュアンスを与えるように作られているのは
誰もが感じるところかと思います。
一方で、デパートの独特のアナウンス、鼻から抜けるような発声で、優しいニュアンスというわけではないですが
これもまた、「個性的」というより共通した言葉、イメージを与えるようになっているのかもしれません。
「大丸」「そごう」「高島屋」で受け継がれているイントネーションのようなものがそれぞれあるようで、面白いです。
そして、女性が多く話す職場としてあげられるのが「コールセンター」です。
コールセンターも、方言などを使わず個性を消して共通意識をもちお話をするお仕事ですので
個性を消すために、話し方が似たりよったりで、通常の話し言葉とは少し違うニュアンスでの話し方があったりします。
いわゆる「コールセンター風」にお話をするというのは
そういうことなのかなと思っています。
「コールセンターのお姉さん」でなんとなくイメージが伝わるのが、そのことを表していますね。
ここで、認識のずれもあるかもしれないのですが
「電話代行サービス」と「コールセンター業務」は実は異なるもので
お客様の業態や業務内容によって、希望される対応は異なります。
ECサイトの受付であれば「コールセンター」で良いかもしれませんが
家族経営の印刷会社だった場合は「コールセンター」だと不自然です。
このことからもわかるように、電話代行サービスのオペレーターは共通する何かを表現する対応ではないということになります。
全ては、お客様のご状況、ご依頼によるということになるのです。
それは個性を抑えるということでもなく、逆に個性を表現することでもない
はたまた共通した何かを表現するものでもない
お客様一社一社の業種、ご状況、ご依頼内容を常に意識することがとても大切だなとおもいます。
「コールセンターのお姉さん」ではなく「ハートフルなお姉さん」を目指しましょう!!
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