スタッフブログ

電車の旅

電話代行日記

2016年03月14日 08:12:56

旅というほどではありませんが
土日、本当に久しぶりに電車に乗りお出かけしました。
普段全く電車に乗らない私にとって
電車での移動は刺激的です。
駅の売店で何がなんでも何かを買いたくなりますし
ホームで列をなして待つ間、前の人との間隔をどれくらいとれば良いのかわからず
自分の前に次々と人が並んで行く様子を(自分も並んでいるつもりだったんですけど)
「なるほど」と思いながら観察していたりしました。
無事、電車に乗ったところで、ふと隣にソワソワした海外から来たと見られる人が
立っていました。
電車に乗りなれていないその様子は、こころなしか親近感がわきました。
ブロンドの髪で、長身の欧米の方でした。手にはくしゃくしゃになった紙切れを持っていて
そこには目的地への行き方について英語でかかれていました。
彼はわたしに、停車駅のパネルの駅名を指差し、「ここに行くか?とまるか?」というジェスチャーを見せたので
わたしは「うんうん」と力強くうなずきました。
良かったこの人は、無事目的の駅まで行けるのだと思い
手に持ったKindleで読書にふけっていました。
しばらくして、次が、このブロンド髪の長身の欧米の方が降りる駅だというとき
気づいているかどうか気になったので、チラっとその方に目をやりましたら
彼は笑顔で「大丈夫」といわんばかりに親指を立てていました。
いよいよこれで安心だと思ったその時
その男性が、わたしのKindleを指差し、そして自分自身の事を指差した後
「Amazon!」とおっしゃったんですね。
あと数十秒で電車はとまり、降りてしまうという時に、
そのようなあまりに漠然とした情報を投げかけられ、ひどく動揺した私なのでした
日本語でしたら「Amazonで働いているのですか?」ですとか
「Amazonの社員さんですか?」「え?Amazon?」
「ひょっとしてAmazonさんですか?」(謎)
とかいろいろ聞きたいところだったのですが
数十秒という時間で、とっさに英語で聞くという勇気はなく
何も言えぬまま
心の中で「Amazon!」の言葉をいろいろ解読しながら
ひたすら電車が到着するのを待ちました。
そして最後には「enjoy」と言って、お別れとなりました。
わたしもまだまだですね。ここでさっくりとこの問題を解決できるくらいの
英語力はほしいものです。
何がおきるかわからないですね、電車の移動というのは。
毎日電車に乗っている方は、わたしにとって勇者です。
いろいろと勉強になった一日でした。
 
いつもありがとうございます。
本日も宜しくお願いいたします。