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ニーチェは「漂泊者とその影」の中で
何をもっとも高貴な徳としているかでどのレベルに今の自分の精神はあるのかがわかるといっています。
レベルで分けるというのもいかがなものかとは思いますが、
面白いので、少しニーチェにお付き合いします。
第１レベル「勇気」
第２レベル「正義」
第３レベル「節制」
第４レベル「智慧」
私自身、はっきりとした答えは出ないのですが
少なくとも「正義」に偏ることはあまりありません。
若いうちは（今も若いですが！）この「正義」にがんじがらめにされてた時があります。
歳を重ねるごとに、この「正義」はとても柔軟なものになって来ています。
自分自身のたった一つの「正義」に囚われると本当に苦しいと思います。
私は頑固な方なので、なおさらだったのだと思います。
実際には、人それぞれの「正義」があり
お互いそれを尊重することが、要するには「節制」なのでしょうか
そして、お互いを尊重しながら、かつそれぞれの自己実現をしていくこと
それが「智慧」なのかもしれません。
キレイにレベル分けとはさすがに行かず
レベル１からレベル４を行ったり来たりが正直なところです。
時にはレベル１の「勇気」すら持てないことも・・・あります。
でもそれが人生なのでしょう！
兎にも角にも、レベル４を目指しておけば間違い無いということで
本日も宜しくお願いします。