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人間の生活の苦しみは、愛の表現の困難に尽きるといってよいと思う。この表現のつたなさが、人間の不幸の源泉なのではあるまいか。 ─太宰治

ひょっとしたら前にもこの言葉をブログに書いたかもしれません。
本当に物事というのは、様々な視点から見ることができ
そして、何一つ間違っていないのだと感じます。
太宰治 は、やはり天才的な観点、感性でその真髄を表現してくれました。
果たして私達は、おもったことのどれくらいを相手に伝えているでしょうか
人にもよるのでしょうが
100％全て伝えている人は皆無でしょう。
でも、たった一言で、今まで頑なに閉ざしていた心の扉が
すーっと溶けてなくなった ということだって経験している人も多いと思います。
人生はその連続なのではないかと思います。
いつだって、一人では生きられません。
周囲の人がいるからこそ、今の自分がいるのだということ
見えない幸せは、実はたくさん溢れていることを見失ってはいけませんね。
愛の表現は、一生の課題です。
でも、後悔しないように、感じたとき、
そのときに、素直に伝えられるようにしたいです。
きっとそれが最高の幸せなのかもしれません。